エンジニアの成長ステップ Grow Steps

この企画ページは、エンジニアを目指す学生の皆さん(またはキャリア採用の方)に、東洋電機のエンジニアの仕事内容やキャリア形成過程を知っていただくことで、ご自身のエンジニアとして将来像や当社が求めている人材像をお伝えることが目的です。当社にエンジニアとして入社し、さまざまなシステム開発や製品開発プロジェクトに参加して、現在開発部長を務めている熊谷さんにこれまでの経験やチャレンジ、未来のエンジニアへのメッセージを語っていただきました。

仕事を任せられるエンジニアになるために

インタビュアー

清水 真紀さん

1994年入社、経営管理本部総務部人事課 課長。
主に採用と人材教育を担当しながら、社内の問題解決や社員の悩み相談に奔走。明るい笑顔とポジティブなコミュニケーションが魅力で、話を聞いてほしい社員が常に順番待ち。仕事をするうえで大事にしているのは「感謝の気持ち」で、働きがいがある職場作りを目指している。プライベートでは一児の母。

熊谷さんの略歴

熊谷 英雄

エンジニアリング事業部
開発部 部長

1994年4月 東洋電機入社 エンジニアリング事業部技術部システム一課に配属
FA系受託業務に関わるシステムの電気設計、ソフトウェア設計などに携わる
プロジェクトメンバー: 新聞印刷工場向けPC関連システム
1998年4月 プロジェクトサブリーダー: 新聞印刷工場向けPC関連システム
2004年4月 プロジェクトリーダー 新聞印刷工場向けPC関連システム
2011年4月 事業本部神屋工場技術二部一課係長に昇任
自社製品(マイコンを用いた組込系装置)の仕様設計、ソフトウェア設計、フィールドネットワーク(CC-Link)認証対応、評価試験など:ソフトウェア設計リーダー *主にMRC、IPRなど
2014年6月 市場開拓本部国内市場開拓部国内市場開拓課係長
自社製品(マイコンを用いた組込系装置)の仕様設計、ソフトウェア設計、フィールドネットワーク(CC-Link)認証対応、評価試験など
ソフトウェア設計リーダー  *主にMagic Beeなど
2015年4月1日 エンジニアリング事業部技術部二課課長
FA系受託業務に関わるシステム設計
プロジェクトマネージャー *主に物流系システムの受託設計業務
2016年4月 エンジニアリング事業部技術部四課課長に昇任
組込系、製品開発業務
プロジェクトマネージャー *OEM案件など
2021年6月1日 エンジニアリング事業部開発部開発課部長(現職)
新製品開発業務の企画立案:プロダクトマネージャー

私たちエンジニアは「モノづくり」を通して世の中に貢献することを使命とする職業だと思っています。

現在エンジニアリング事業部開発部ではどのような業務を行っていますか

開発部としての仕事や開発課で行っている業務は以下のとおりです。

  • 製品開発のための情報収集と企画立案
  • 新技術の先行調査や導入支援
  • 製品開発業務(仕様決め、ハード/ソフト製作、評価試験、製造手順書の作成など)
  • 展示会での製品・技術の発表

これから目指していること、取り組んでいることは何でしょうか?

私自身が現在目指していることはこの2つです。

  • 社会の役に立つ 製品を世に出すこと
  • 多様性やチーム力向上に貢献できるエンジニアの育成

ひとつ目は少し理念的ではありますが、「世のため人のためになる製品を作る」ということです。
やはり私たちエンジニアは「モノづくり」を通して世の中に貢献することを使命とする職業だと思っていますので、仕事を通してまたお客様の喜びを通してその使命を果たしたいと考えています。

もう一つは、現在30代と40代に世代間ギャップがあるのでチームとしてそれを埋めたいということと、やはり世の中全体が多様性の時代なので女性エンジニアをより多く育成したいと考えています。私が就職した頃はFA系の女性エンジニアはまだ世の中にほとんどいませんでしたが、現在は当社でも何名かの女性エンジニアが在籍しており、もっと増えても良いと思っています。

この仕事の面白さ、醍醐味は何でしょうか?

エンジニアリング事業部というのはいわゆるFA系(ファクトリーオートメーション)の製品やシステム開発が主ですので、オーダーメイドの製品作りが中心になります。その中でお客様が満足する製品を提供できた時は、苦労しててもやってよかったと心の底から思えます。

また、「期待以上だ」とか「想像よりずっといい」などとお客様の声を直接聞けるのでとてもやりがいを感じます。ただし、感謝されることもあれば、「こんなんじゃない」などと残念がられることもありますが、どちらも今後のスキルアップへの励みになります。
世の中にはFAだけでなくITやロボット工学など色々なエンジニア(技術職)がありますが、東洋電機はお客様とエンジニアが直接やり取りできる珍しい職場です。多くの企業では間に営業など他部門が介在して直接お客様の声を聞く機会が限られますから。

他にも色々あります。

  • 多様な業界、多様な顧客を通じてマンネリにならない、たくさんの経験ができる
  • 自分の考えや技術を形にできるので、スキルアップの機会も自分で創り実践できる
  • プライベートではいかないような地方へ行ける、旅行ではわからない魅力に気付かされる

そういう時はできるだけ時間を作って地元の名物を食べたり、出張中の休日に周辺観光をしたりしますが、長期だと方言やイントネーションがうつることもあります(笑)

初めて開発や設計担当者として任された業務をやった時のお話をお聞かせください。
特に苦労したことなどお聞きしたいです。

東洋電機の育成方針はエンジニアに限らずどの部門でも「一人に任せる」という伝統というか社風のようなものがありまして、それは当時も今も生き続けています。なので初めて任された時は結構戸惑いましたし苦労もしましたね。

  • 若くても担当の設計範囲については責任を負うというプレッシャー
  • 若くても現場に一人だと全てのトラブルが自分に降りかかる
  • 納期に間に合わないと残業や休日出勤で対応する必要がある
  • 24時間365日稼働するシステムのトラブルにも対応する必要がある
  • 突然の出張。朝会社行くとそのまま空港へ!とか(笑)
  • 出張先から別の出張へ(最長移動は沖縄⇒北海道⇒沖縄)

当時は今のようにWLB(ワークライフバランス)などという言葉はありませんでしたから(笑)
ただいくら一人に任せるとはいえ会社として受けている仕事なので、先輩や周りのメンバーがさまざまなサポートをしてくれました。それは今でも同じように全員でサポートしてチームで仕事をするようになっています。
また現在はIT化も進み昔のような緊急出張などはかなり減りましたので、WLBもかなり向上したと言えます。

熊谷さんが入社された経緯をお聞かせください。

就職活動をしていたらたまたま学校の先輩(OB)がいると聞きコンタクトを取ったら、会社説明の後、会社がお昼ご飯にお寿司を取ってくれまして、「何て気前のいい会社なんだろう」と思って即決しました(笑)
今では考えられないようなお話ですが、当時はバブル期の名残りがあったのだと思います。
ただ、東洋電機は比較的地元の工業系大学や理系学部出身者、専門学校出身の先輩が多く、気軽に話が聞けるのは良いことだと思います。
また私は元々機械系学部出身ですが、電機系の会社に入ってもエンジニアリングではその経験が活かせたと思っています。

これからエンジニアを目指す方にひと言、メッセージをいただけますか。

「モノを作る喜びを感じてもらいたい」

仕事の面白さのところでもお話したように、エンジニアの使命は「世のため人のためになるモノを作る」ことだと思っていますので、それを感じていただければ必ず「やって良かった」と思えるはずです。

もう一つ、これは東洋電機のエンジニアになった場合のお話ですが、「自分でやったことの反応が直接聞ける」ということです。何に使われているのかわからないような設計や開発という仕事は一切ありません。
確かに理系の方の中には人との接触を苦手にしていらっしゃる方もいますが、当社のエンジニアはとにかくお客様に近いのが特色です。ということはお客様と直接やり取りできるので、その感触はダイレクトに伝わってきます。これは開発がうまくいった場合もうまくいかなかった場合もですので、それらを励みにより高いレベルのエンジニアを目指してもらえば良いと思います。
当社のエンジニアは、自分から前に出てやりたがるくらいがちょうど良いように思います。それにFA系のエンジニアというのは範囲が広く、電気回路・構造設計・機械・ソフトウェア・システム開発などさまざまなカテゴリーを経験でき、自分のやりたい分野はもちろん、周りから見て向いていると思う分野も経験することがあります。そういう意味では本当の一人前のエンジニアになるには時間が必要だと思いますので、私たちがその人の特性を見出し、長所を伸ばしていくように取り組んでいます。

最後に東洋電機のここがイイ! と思うことをお聞かせください。

前の話と重なりますのでエンジニアらしく箇条書きで(笑)

  • 一人前になると自己裁量が大きく、自分の考えを具現化しやすい
  • お客様と距離が近い
  • 上司へ意見しやすい(通るか通らないかは別として)
  • オーダーメイドなのでお客様を満足させるための仕事ができる
  • 総じてみんな真面目で人がいい
  • 新しい取り組みに対する理解度が高くなりつつある

大企業でもなく零細企業でもないからこそできる何かがここにはある。
ぜひ一度お話に来てください。お待ちしております。

将来事業への取り組み Future Business