経営方針・計画
(1)会社の経営の基本方針
経営理念
当社グループは、高い企業倫理に基づき、人間性を尊重し、時代の変化に適切に対応しながら、共存共栄のもとに豊かな社会づくりに貢献する。
行動指針
- 会社が、常に社会的存在であることを自覚し継続的かつ適正な利益の創出をもって、事業の健全な存続と成長を目指す。
- 法令と社会規範を遵守し、正々堂々、公正で自由な事業活動に邁進する。
- 個性と自主性を重視し、働き甲斐ある職場づくりを目指す。
- 広く社会との融和を図り、企業情報を公正かつ適切に公開する。
- 環境に配慮した事業革新に挑み、地球規模の環境保全に努める。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、適切な利益を安定的に確保するために、経営体質の強化を推進し、企業価値を高めることを重要な経営目標としています。
この目標を達成するために、売上高、経常利益、総資産経常利益率(ROA)を重要な経営指標と位置づけております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
2024年度~2026年度 3ヶ年経営基本方針
"「社員の働く喜び」と「お客様への貢献」を"
- 働き甲斐と経済成長を融和させ、収益力の高い強固な組織を築く。
- 働き甲斐とは、仕事の意味を理解し、モチベーションを感じられることである。
- 働き甲斐のある職場で、収益力改善(質)と事業規模拡大(量)を実現していく。
- 社会の課題解決、脱炭素化社会の実現のため、失敗を恐れず新しいことに果敢に挑戦する。
- 当社固有の既存概念・やり方に対し、尊重しつつも捉われすぎないことが重要。
- 新しいことへの挑戦者に対し、頭から否定せずに傾聴から始めることが必至。
- 失敗を恐れずに挑戦。失敗しても、原因と対策を明確にし、次に繋げることを重視。
- DX推進により生産効率を高め、ワークライフバランス活動・技術継承見える化・新技術の習得とその活用を推し進める。
- 当社のDXとは、IT活用によりペーパーレス化を推進し、業務プロセスを変革して、生産効率を高めること。
- 捻出した時間で、ワークライフバランス活動・技術継承の見える化・新技術の習得とその活用を一層進めていく。
- 人事制度改正・多様な研修を実現し、社員の成長と働く喜びの実現に繋げる。
- 人的資本投資について、内容面と金額面で充実させる。
- 将来ビジョンを描きながら、安心して働けるように制度と研修を活用する。
3ヵ年経営基本方針に基づいて、下記7つの施策に注力します。
1.SDGsの推進
- 持続可能な社会創り・環境に優しい製品作りを通じての社会貢献
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2.適正な金額の受注・売上の確保
- 製造原価の上昇を反映した適正な金額での受注・売上の確保
- コア技術の成長・発展と粗利益を意識した営業戦略による競争優位性の向上
- 事業戦略に基づく製品投入、新規市場・成長市場の開拓、在外子会社との連携強化を推進
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3.部品・原材料調達の安定化
4.生産性向上と働き方改革
- 生産技術レベル向上による全社規模での生産性向上
- 時間あたりの生産性を意識した業務改善の推進
- 働き方改革の推進と経営体質の強化
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5.技術と開発
- コア技術製品の競争力強化と次世代に繋がる技術・製品開発の推進
- 戦略的な知的財産マネジメント/li>
- オープンイノベーション活用による新製品のリードタイム短縮
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6.人材育成と環境改善
- 女性活躍・ダイバーシティの取り組み推進と働き甲斐ある職場環境の整備
- 技術継承を「見える化」し、次世代を担う人財の育成
- コーポレートガバナンスとコンプライアンスの徹底
- 法令遵守の労務管理と安全衛生活動の啓蒙
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7.その他の取り組み
- 事業継続計画に基づいた事業継続マネジメントへの継続的な取り組み
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