定格電流の求め方:金属系ヒータ(貴金属発熱体)(例)
主な仕様
単相
電源電圧:1φ 50Hz 200V
負荷容量:24kW at 200V タングステンヒータ
制御方式:位相制御方式
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150Aユニットを選定してください。 |
ただし、低温時のヒータ抵抗値が定格時の抵抗値の1/10になるため、低温時にはヒータに定格電流の10倍の電流が流れユニットを破損することがあります。よって、ユニットは限流、定電流の過電流抑制機能を付加したものを選定し、限流設定値は負荷の定格電流値に合わせて設定する必要があります。
<限流機能の場合> 150Aユニットで、下記の限流値をボリュームもしくはオプションの「シートキー設定器」にて設定してください。
<定電流機能の場合> 150Aユニットで定電流機能付を選定し、匂配率をボリュームもしくはオプションの「シートキー設定器」にて設定してください。
限流機能、定電流機能の特長として、負荷変動、電源変動を考慮する必要はありません。
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限流機能の場合 限流値:80%設定 | |
定電流機能の場合 勾配率:80%設定 |
三相
電源電圧:3φ 50Hz 200V
負荷容量:24kW at 200V タングステンヒータ
制御方式:位相制御方式
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75Aユニットを選定してください。 |
ただし、低温時のヒータ抵抗値が定格時の抵抗値の1/10になるため、低温時にはヒータに定格電流の10倍の電流が流れユニットを破損することがあります。よって、ユニットは限流、定電流の過電流抑制機能を付加したものを選定し、限流設定値は負荷の定格電流値に合わせて設定する必要があります。
<限流機能の場合> 75Aユニットで、下記の限流値をボリュームもしくはオプションの「シートキー設定器」にて設定してください。
<定電流機能の場合> 75Aユニットで定電流機能付を選定し、匂配率をボリュームもしくはオプションの「シートキー設定器」にて設定してください。
限流機能、定電流機能の特長として、負荷変動、電源変動を考慮する必要はありません。
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限流機能の場合 限流値:92%設定 | |
定電流機能の場合 勾配率:92%設定 |