定格電流の求め方:炭化硅素ヒータ(炭化硅素系発熱体)タップ付きトランス使用の場合(例)
主な仕様
単相
電源電圧:1φ 60Hz 200V
負荷定格電力:20kW at 122V(炭化硅素発熱体)
タップ付トランス:PV=200V/SV=150V、175V、200V
負荷初期電圧:122V
負荷終期電圧:196V
制御方式:定電力機能付き位相制御方式
トランス1次の負荷電流を計算します。(ただし、初回トランス2次側150Vタップを使用します。)
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150Aユニットを選定してください。 |
三相
電源電圧:3φ 60Hz 200V
負荷定格電力:34.6kW(炭化硅素発熱体)
タップ付トランス:PV=200V/SV=150V、175V、200V
負荷初期電圧:122V
負荷終期電圧:196V
制御方式:定電力機能付き位相制御方式
トランス1次の負荷電流を計算します。(ただし、初回トランス2次側150Vタップを使用します。)
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150Aユニットを選定してください。 |
単相(限流値・勾配率)例
150Aユニットで定電力機能付を選定し、下記の限流値、および勾配率をボリュームもしくはオプションの「シートキー設定器」にて設定して下さい。定電力機能の特長として、負荷変動、電源変動を考慮する必要は有りません。
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限流値:82%設定 |
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勾配率:70%設定 |
※トランスのタップ変更時には限流値を再計算し、限流値の再設定を行ってください。