地震情報伝達システム
特徴
本装置は、地震発生の際に在来線沿線に設置されている地震計から、一定規模以上の地震情報を収集し、列車無線半複信方式を通じ、走行中の列車に対して予め決められた「音声情報」を自動的に放送し、的確かつ迅速な乗務員の制動操作により、速やかに列車を停止させ、被害を最小限に食い止めるものです。
主な仕様
構成
地震情報放送装置(本体架)(16ゾーンタイプ、8ゾーンタイプ)
表示記録装置、録音装置
指令卓表示装置
地震計情報集積装置
列車無線中央装置/基地局装置(N社)
性能
ゾーン制御
空線制御 2280Hz±3.5Hz 3秒~3.2秒
一斉呼制御 1960Hz±3.0Hz 2秒±0.2秒
空線モニター 2280Hz 0dBm ~ -25dBmで検出
音声メッセージ 2種類 30秒間
接点入力
40GAL入力数 32点
80GAL入力数 32点
ユレダス入力数 16点
ケーブル開放検出電圧 ケーブル径0.9mm、500m以下で11.0V以上であること
ケーブル短絡検出電圧 ケーブル径0.9mm、500m以下で1.0V以下であること
流出電流 TYP. 2mA
印加電圧 8.8V以下であること