コントロールセンタ(Hシリーズ)
特徴
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サーマルリレーを採用し経済的性を追求したEシリーズ
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水平母線の縦配列により大電流・4線式などの幅広いニーズにお応えします。
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短絡電流に強いL型垂直母線と高機能エンプラ製母線キーパを採用しています。
主な仕様
フレーム構造
新しい時代の運転・保守環境を実現し設備の近代化に大きく役立つマルチリレー
システムフロー
簡易ラダープログラム機能
ユーザでIPRに付属されている編集ソフトを使用してラダー回路を作成し、運転/停止指令等を自由に設計することが出来ます。
制御回路(ハードワイヤ)が不要、さらに運転条件の変更等にも、柔軟に対応可能とまります。
MCフリーモードの場合、ラダー回路により直接MC駆動指令可能(その他のモードはインテリジェント多機能リレー(IPR)処理により駆動制御します)
最大ステップ数:255ステップ
※インテリジェント多機能リレー(IPR)の詳細仕様はこちらから
CC-Link簡易2重化通信(オプション)
- 上記構成によるシステム内容
PLCにCC-Linkのマスタを2台、インテリジェント多機能リレー(IPR)にCC-Linkの通信モジュールを2枚実装し、2系統のCC-Link通信回路を構築します。インテリジェント多機能リレー(IPR)からマスタへの入力データは、両回線にデータを常時伝送します。マスタからインテリジェント多機能リレー(IPR)への出力データは、PLCのラダープログラムにて指定されたどちらか一方の系統へのみ出力されます。 - CC-Linkの回線異常時
CC-Linkの回線が断線、又は異常スレーブが発生した場合、CC-Linkマスタステータス情報をPLCのラダープログラムにて常時監視し、正常な回路の正常な回線に出力データ更新
母線構造
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水平母線は、盤上部に縦配列しケーブル引き込みは上下いずれも可能です。
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垂直母線は前後を絶縁物で遮蔽する構造を採用、誤接触を防止しています。
両面形は前面・後面独立の母線構造です。
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水平・垂直母線の材料は銅を採用し耐食性の優れたメッキを施しています。
接地母線は25mm×3t(銅)を標準とし盤の上下いずれ にも接地できます。
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三相4線式も制作可能です。水平母線の中性相は他相の1/2サイズを標準にしています。
引き出し式ユニット
- マルチリレーを搭載したHシリーズをご用意しました。
- スタータユニットサイズ3U以下のユニットは引出し構造となっています。主回路の電源側、負荷側とも、自動連結プラグを採用しています。
- マルチリレー[IPR]搭載型1Uサイズ
ユニットラッチ機構
ユニットには、センタガイド部分に下記のラッチ装置を有しています。
- 下部ラッチ機構レバー位置
LOCK(固定) | 接続/断路(試験)位置にてユニットを棚板に固定します。 |
TEST(試験) | ユニット引出時に試験位置(一次電源断路位置)にてユニットが一旦停止します。 |
DRAW-OUT(引出し) | ユニットの脱着が出来ます。 |
- 下部ラッチ
ユニット引出しハンドル(オプション)
- ユニットの引き出しに便利な「引出しハンドル」を用意しました。
(3U以下)
※本仕様および外形などは、性能改良のため予告しないで変更することがあります。
定格絶縁電圧(V) | AC250V | AC600V | |
定格使用電圧 | 主回路(V) | AC200/220 | AC400/440 |
制御回路(V) | AC100/110、AC200/220 | ||
定格周波数(Hz) | 50/60 | ||
定格母線電流 | 水平母線(A) | 630/800/1000/1250/1600/2000 | |
垂直母線(A) | 630 | ||
定格短時間電流(KA)0.5秒 | 30/50 | ||
商用周波耐電圧 | 主回路(V) | AC1500/1分 | AC2200/1分 |
制御回路(V) | AC1500/1分 | AC1500/1分 | |
定格遮断電流(KA) | 25/30/50 | ||
適用規格 | JEM1195:2000 |
外形寸法図(mm)
基本形
ワイド形
ロー形
- 本図はB-B方式の一例を示しています。他の方式は「外部接続方式」をご参照ください。
- 本図記入の入線孔は上部入線を示します。
据付(基礎ベース)寸法(mm)
基本形(両面・片面共通)
チャンネルベース据付け例
- 基礎ベースは鋼板3.2t折曲構造を標準としています。
- 3面を最大とし、4面以上は3面以下の組み合わせとなります。
- 基礎ボルトはご要求のある場合に必要数付属します。
- 基本形以外の寸法に付きましては、お問い合わせください。